「奇跡」再び-。
静岡スタジアムで9月28日行われたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本代表が世界ランキング2位のアイルランド相手に19-12で逆転勝利を収めました!
4年前のイングランド大会で強豪・南アフリカを倒した「ブライトンの奇跡」から4年。
再度の「ジャイアントキリング(大物食い)」に、会場を埋めた日本ファンは絶叫し、テレビで応援していた私も家族も感動し、歓喜に酔いしれました。
試合後の田村選手のコメントで、試合前にジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが詠んだ“俳句”が選手を奮い立たせたことも明かしました。
「ジェイミーが俳句を詠んでくれて。誰も勝つと思ってないし、誰も接戦になるとも思ってないし、誰も僕らがどんだけ犠牲にしたか分からないし、信じてるのは僕たちだけってメッセージがあって、その通りになったと思います。」・「指揮官の“勝負手”が大事な一戦で実った。」とあります。
これでもう誰も、日本ラグビーが強豪国に勝ったとして、『奇跡』とは言わないだろうと思います。
ラグビーでは、個の力が重要ですが、それをまとめ、その力を発揮させ、チーム力で勝利する事が最も重要です。
今回もその方針が全員に伝わり、実行できたからこの様な素晴らしい結果につながったと思います。
会社の仕事のやり方も同じで、社員それぞれの個の力や特徴を把握し、活かし、かつチームで仕事をしていく事で、失敗しても反省が生まれ、成功すれば喜びは何倍にもなる。
ラグビーの用語として【 One for all, All for one 】というのがあります。
有名なので知っている人も多いかもしれません。
私はこの言葉が好きです。
でも、実はこの言葉は誤解されがちなのです。
以下のように捉えている方が多いのですね。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために。」これは実は間違っていて、本当の意味は、「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために。」なのです。
ここでいう目的は、ラグビーでいうとトライ(勝利)という事です。
これ、会社に置き換えても意味が通じます。
一つの目的、つまりゴールのために全員が役割をしっかり果たすのが重要だ、ということなのです。
そんな仲間と共に、一緒に仕事をやっていければ、幸せな人生がおくれると信じています。
当社が、その様な会社でいられるように、日々経営方針を考えながら、過ごしています。
PS:このブログがアップされることには、日本が決勝の舞台に立っているかもしれませんね?
本社:社長(10/07:記)