企業説明会
10月に、延岡市の工業高校と商業高校の2年生を対象とした企業説明会に参加してきました。
説明企業は16社、学生は300人以上参加していただき、コロナ禍なので、会場を2つに分け三密を避け、無事に実施することができました。
開催趣旨は、
【工業・商業高校の生徒及び保護者へ地元企業が仕事や技術に対する熱い想いやこだわりを伝えることで、生徒及び保護者の勤労観や就職に関して考える場を創出し、地元企業への理解を深め、就職先の選択の幅を広げてもらう。】です。
この活動は、2007年「延岡市工業振興ビジョン」の中に「次世代のリーダー育成」というテーマがあり、それを実現させるには、どうすれば良いのか?が活動の始まりで、「人材育成分科会」を設立しました。
毎月1回、市役所職員・宮崎県工業会県北地区メンバーで議論を重ね、企業の経営者の人材育成に関する「育成塾」の設立と運営から始まり、企業従業員の教育等の「セミナー」の開催を開始し、地元企業に関する人財育成の準備は整ってきました。
しかし、これからの新しい人財をどう確保していくのか?が問題となってきました。
この問題を解決しなければ、未来の人財がいなくなる。
それを解決する1つの方法として、
【地元の学生に地元企業をもっと知ってもらい、地元企業に就職してもらう事が大切である。】という事がわかってきました。
そこで、「人材育成分科会」に工業高校進路指導の先生に加わっていただき、意見交換を行い、学校のカリキュラムの中に、「社会人になるための講座・体験」を入れていただきました。
具体的には、
1年生の時に「教えて先輩」という授業を設けて、地元企業の経営者や幹部または社員が50分程度学生にたいして、社会人としての経験談や学生に期待することを伝えることにしました。
2年生に対しては「企業説明会」と「インターンシップ」を実施し、直接興味のある企業に来てもらって体験をしてもらう。
3年生に対しては「就職説明会」を行い、自分で働きたい企業を選択してもらう。
といった形で進めてきました。
最新の「企業説明会」では、学生だけではなく親御さんにも来ていただいて、地元企業を知っていただき、子供たちと一緒になって、進路を考えていただくようになりました。
この様な形で、人財を確保し、育成することで、地元企業に多くの学生が就職してもらいたいと考えています。
前置きが長くなりましたが、最新の「企業説明会」の様子を写真で紹介します。
日之出酸素の企業説明を行っている若手社員です。
社員同士が仲良いですよ~。と説明しています。
これは、事業所と工場の説明をしています。
次に、工場の若手?社員が工場の事について説明しています。
これは、工場内のガス製造状況を説明しています。
この様な形で、今回は工業高校と商業高校の2年生と親御さんに企業内容を説明しました。
1社5分という短い時間で企業内容を伝えることは難しいことですが、若手社員が一生懸命に準備して説明してくれました。
今回参加してくれた高校2年生が来年、当社の就職説明会に来てくれることを願っています。
本社:社長👨