スタッフブログ

日之出酸素株式会社のスタッフブログです

原子番号8くん

2021年02月24日 Comment(1)

昔々、あるところに、原子番号8くんが誕生しました。

原子番号8くんは、長い長~いとても長い年月を越え、大気中内濃度を上昇させました。

肺へと吸入された原子番号8くんは、ヘモグロビンの鉄分と結びつき、血液によって全身の細胞にくまなく運搬されます。

今や人間を含め多くの生物が、生きていく上で必要不可欠な存在となりました。

そんな原子番号8くんを、本日某病院へ納品してきました。

気体から液体へ凝縮された原子番号8くんは、液化ガスローリーに積まれてやって来ます


【液化ガス:ローリー車】


【フレキシブルホース】

この「長い!」「太い!!」「固い!!!」という、羨ましい3拍子を備えたフレキシブルホースで、液体の原子番号8くんをCEタンクへ充填します。

 


【CEタンク(超低温貯槽)】

CEタンクへ充填された液体の原子番号8くんは、蒸発器へ向かいます。


【蒸発器】

蒸発器を通った液体の原子番号8くんは、再び気体へ状態変化します。

そして、医療用ガス配管により病院内へと供給されるのです。

ちなみに配管の端末は、このような機器となっています。


【配管端末器(アウトレット)】

この端末器に専用の医療機器を取り付け、原子番号8くんは体内へと吸入されるのです。

病院内でも大活躍の原子番号8くんですが、実はとても恥ずかしがり屋さんです。

無色透明の性質を持ち、決して肉眼で見えません。

愛され、求められ、それでも姿を見せない原子番号8くん。

本当はきっと腹黒いに決まっています。

・・・「そんなに疑うのなら液体の姿を見てごらんなさい。」

はっ?・・今のは原子番号8くん・・?

液体の姿を見ろとはどういうことか。

どれどれ、それじゃあ見てみましょう。


【液体の原子番号8くん-183℃

・・なんと美しい。

写真では分かりにくいかもしれませんが、とても綺麗な淡青色をしていました。

原子番号8くん、腹黒いと言ってごめんなさい。

澄んだ心を持っているから、綺麗な淡青色だったのですね。

私の心と一緒でした

念願だった姿も見られた為、満足満足。

原子番号8くんの正体が分からない方、ヒントは写真の中に隠れていますよ。

もう一度よーく読み返してみてください。

唯一無二の存在である原子番号8くん。

その重要性は冒頭にありましたが、他にも様々な用途があります。

興味のある方はぜひ、調べてみてはいかかでしょうか。

本社:医療G:👨

コメント

  1. 原子番号8くんの正体は酸素だ!
    2個引っ付いて16で漂っています。
    時々悪さもするけどね?

コメントする

このブログについて

宮崎県延岡市にある日之出酸素㈱のスタッフブログです。

当社では、1934年の創業以来、「安心」「安全」「安定」した各種高圧ガスの供給を行っております。
最近ではガスの応用技術を活用し、ガスの新たな用途を開発し、地域社会や業界の活性化に貢献するべく、新しいチャレンジも行っています。

このブログでは、日々の仕事のあれやこれ、ガスにまつわるあれやこれ、日常生活でのあれこれ、発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

月別アーカイブ

スマホ表示