酸素使用時に注意していただきたいこと!
本日も日之出酸素ブログご覧いただき、ありがとうございます。
私は、在宅酸素の担当をしているのですが、患者様のご家庭に訪問するときにしつこく説明することがあります。
それは、酸素使用時には火気厳禁ということです。
以下は厚生労働省の文章より抜擢しました。
在宅酸素療法を受けている患者やその家族等にご注意いただきたい事項
在宅酸素療法を受けている患者やその家族等は、酸素吸入時の火気の取り扱い等について、以下の点を十分に理解して、酸素濃縮装置等をご使用下さい。
1)高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。
2)酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないで下さい。
3)火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。
こちら実際の事故事例です。
*「その他」の中には、ストーブ、線香、台所、ろうそく等が含まれます。
*「不明」の中には、出火場所が不明の事例も一部含まれます。
* 酸素供給装置が直接の火災原因となったことはありません。
実際に私が在宅酸素を導入した患者様で隠れて煙草を吸っていたという経験もあります。
運よく火災にはなりませんでしたが、令和のこの時代にこのような事故が実際に起こっているのです。
皆さんくれぐれも酸素を扱う際は火気に十分注意してください。
本社:医療G:喜貴