ニホンゴフクザツ
日常の中、思うことがあります。
その言葉、二重表現になりおかしくない?と。
その言葉、本来は確かこうだったような?と。
調べる程、「ニホンゴフクザツ」と思いました。
例題を一部抜粋してみます。
違和感を感じる → 違和感を覚える
あとで後悔する → 後悔する
今の現状 → 現状
間が持たない → 間が持てない
思いもつかない → 思いもよらない
日常の中でよく聞く又は発言してしまう言葉ばかりですね。
ここからが本題です。
「違和感を感じる」:これを例に挙げると、
明鏡国語辞典3版には「違和感を感じるは、重言だが広く使う」とあります。
明鏡には「重言のいろいろ」というコーナーがありますが、「違和感を感じる」は「不適切な重言ではないもの」という区分に入っています。
重言であることは認めるけれども、表現としてはおかしくないという立場です。
文化庁の文化審議会国語分科会が2021年に出した報告「新しい『公用文作成の要領』に向けて」の中では、「違和感を感じる」は「違和感を覚える、違和感がある」に直すように例示しています。
ただしこれは「冗長さを避ける」という項目の中で、「むやみに用いないようにする」と説明されているものです。
誤った表現ではないけれども、冗長であるため公用文にはなじまないというわけです。
なるほど
重言と認めるが表現はおかしくない。
しかし、文章にする際は望ましくない・・メンドウクサイ
誤用とわかりきっている言葉を使うのはいかがなものかと思いますが、「正しさ」に固執しすぎるのもなんだかなぁ。。。
勘違いされそうな気がするときは、あえてその言葉を使わずに何か別の表現を選ぶ、という配慮も必要ですね。
結論、その場の空気を読んで合わせましょう!
他にも色々な重言や間違いやすい言葉があります。
気になった方は、調べてみてください。
本社:医療G:👨